楓駅・駅名標(支線)   楓駅・駅名標(本線)

楓駅・駅舎(第四紅葉山トンネルを望む) 所在地北海道夕張市楓
開業日昭和56年10月1日
訪問日平成14年5月16日
備考・平成16年3月13日廃止
 (現在は信号場)
楓駅・整理券

■ Report ■

釧路から特急「まりも」に乗り、追分で折り返して、ついに念願の楓駅にやって来ました。楓駅は7時2分発新夕張行きが唯一の列車で、しかも日曜運休という訪問するのが極めて困難な駅として有名な駅です。1日1往復しか発着しないにもかかわらず3番線まであり、1-2番線ホーム(本線)には列車は停まらず、唯一の列車は3番線にやって来ます。楓行きの車両は、5時47分追分発夕張行き(3両編成)に連結されていて、新夕張で切り離され、先頭の1両目は夕張行き、3両目は折り返して千歳行き、真ん中の2両目が楓行きとなります。新夕張で降りてホームでウロウロしていると、運転士さんに「楓行くの?」と声をかけられたので、「ハイッ」と答えると、2両目を指差して「これで行くからね!」と嬉しそうに答えてくれました。車内に入ると、私一人のために?「楓行き、ワンマン列車です。整理券をお取り下さい」と車内放送が流れ、6時45分にゆっくりと発車し、第二〜四紅葉山トンネルを抜けると、いよいよ楓に到着です!

■ Photo ■

楓駅・駅舎2
待合室は3番線ホームにあります。立派な建物ですが、1日の営業時間はわずか8分。1日でも長く現役でいてほしいものです・・・が、ついに廃止されてしまいました。
運賃表(新夕張駅)
鉄道ファン以外往復で利用する人が皆無にもかかわらず、定期運賃表に楓の名があります。誰か買う人がいるのだろうか?楓を書くなら、東追分も書いてほしいと思うのは私だけでしょうか?(新夕張駅にて)
楓駅・待合室
待合室は広く、きれいに管理されています。常時利用客は2人しかいないのに、4人掛けくらいのイスが10脚もありました。トイレは出入口の脇にあります。
楓駅・時刻表
「来れるものなら来てみろ!」と言わんばかりの時刻表。カメラのフラッシュを切っておかなかったのが悔やまれます。
楓駅・駅前1
待合室を出て目の前の風景。正面の草生した階段を昇ると2番線(新夕張方面)へ、右下の階段は1番線(占冠方面)へ行けます。
楓駅・駅前2
跨線橋から撮影。駅前には集合住宅が林立、早朝にしては車も多いです。こうして見ると、1日1往復しか列車が来ない駅とは思えません。
楓駅構内・2番ホームへの入口
上の写真の階段を昇って跨線橋を渡ると、左手に2番ホームへの入口があります。ドアのガラスは割れていて、クモの巣が張り巡らされています。
楓駅構内・階段内
ドアをそぉーっと開け、クモの巣にまみれながら、階段を一歩一歩踏みしめ、いざ本線ホームへ!
楓駅・2番線ホーム(登川トンネルを望む)
ついに念願の楓駅本線ホームにやって来ました(2番線)。こんなに立派なホームなのに、停車する列車は1本もありません。もちろん人が立つこともありません。一部の鉄道ファン以外は。
楓駅・第四紅葉山トンネル
6時54分にやって来た始発列車は、8分後に最終列車に変身して第四紅葉山トンネルに吸い込まれていきました。楓駅の1日の営業はこれにて終了、今日も1日お疲れ様でした。
楓−新夕張サボ
1駅のみのサボ。
楓駅・硬券入場券
今や貴重な硬券入場券。
(平15.1.12 新夕張駅で購入)

多くの鉄道ファンに愛されてきた楓駅も、平成16年3月13日に廃止され、現在は信号場となっています。でも石炭の歴史村−清水沢駅前−登川に夕鉄バスが走っているので、足を運んで往時の面影を偲ぶことが出来ます。新夕張駅前−楓駅前は11分、楓駅前のバス停は3番線跡の前の国道274号線沿いにあります。

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