川湯(大鵬)相撲記念館

阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖などの名所がある阿寒国立公園の川湯温泉の一角に、北海道が誇る不世出の大横綱・大鵬を称えた記念館があります。大鵬は昭和15年5月29日にロシアのサハリンで生まれ、5歳の時に北海道岩内町に引き揚げ、その後道内を転々とし11歳から16歳までここ川湯(弟子屈町跡佐登)で過ごしました。

川湯相撲記念館は大鵬の偉大な功績を後世に伝えるべく、昭和59年に開館しました。大鵬の生い立ちから引退までの半生が数多くの写真で紹介されていて、32枚の優勝額(ミニチュア)や賜盃のレプリカなど、偉大な功績の証が展示されています。また、現役時代の名勝負を映写室で見ることも出来ます。

大鵬プロフィール


川湯相撲記念館・全景


川湯相撲記念館はJR釧網本線・川湯温泉駅からバスで10分ほどの温泉街の一角にあります。周辺は川湯温泉をはじめ屈斜路湖、摩周湖など北海道内でも人気の高い観光名所がたくさんあります。
川湯相撲記念館・大鵬幸喜像



入口では大鵬の銅像が迎えてくれます。これは元々川湯小学校に設置されていましたが、記念館設立の際にこちらに移されました。
これが実物大かどうかは分かりませんが、現役時代の身長は187cm、体重は153kgです。
新十両の雄姿と化粧廻し


新十両時(当時19歳)の写真額と化粧廻し。「大鵬」の四股名は師匠の二所ノ関親方(元大関・佐賀ノ花)による命名ですが、地元の弟子屈町ではこの化粧廻しの摩周岳に因んで、「摩周山」という四股名を用意していたとか。
横綱



横綱。横綱には「雲龍型」と「不知火型」の二つの型があり、土俵入りの所作と綱の締め方が違います。大鵬は雲龍型の横綱で、綱は後ろの結び目の輪が一つになっているのが特徴です。ちなみに、もう一つの不知火型の綱は結び目の輪が二つあります。現役の横綱・朝青龍は大鵬と同じ雲龍型で、綱の結び方はこれと同じです。
大鵬優勝額(17回目)




昭和40年7月場所、17回目の優勝時の雄姿。これは実際に蔵前国技館に飾られていた物で、縦3.17m、横2.28m、重さ約80kgです。ちなみにこれはカラー写真ではなく、モノクロの写真に色を塗った物です。
鉄砲柱



大横綱が見守る前で稽古に励む管理人。優勝額の前に鉄砲柱があったのでやってみました。
「鉄砲」とは、押す力をつけるのと同時に足の運び方を修得するための稽古で、どこの相撲部屋にも必ずこのような丸太の柱があります。
写真は近くにいた人に撮って頂きました。かなり恥ずかしかったですが。


御案内

川湯相撲記念館・パンフレット 場所北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-1-20
交通JR釧網本線・川湯温泉駅からバスで約10分、
       川湯温泉下車すぐ。
入場料
大人(高校生以上)…310円
子供(中学生以下)…150円
※団体割引(20人以上)あり
川湯相撲記念館・チケット
開館時間
6月〜9月…6:30〜21:00
10月〜5月…9:00〜17:00
ゴールデンウイーク…8:00〜18:00
休日年中無休

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