大湊ネブタ(2003年)−青森県むつ市


◆訪問日◆ 2003年8月2日

◆開催地◆ 青森県むつ市大湊


むつの夏の風物詩・大湊ネブタを見に行って来ました。「ねぶた祭り」といえば青森市の「ねぶた」や弘前市の「ねぷた」が有名ですが、五所川原市や黒石市など青森県の他の地域でもねぶた祭りが行われています。むつ市の「大湊ネブタ」は知名度は低いものの、旧大湊町の頃から100年以上続いている歴史ある祭りで、各町内会などが力作を手に商店街を練り歩き、その出来映えを競います。ちなみに、旧大湊町は1959年9月1日に旧田名部町と合併して大湊田名部市となり、1960年8月1日にむつ市と改称しています。したがって、大湊ネブタは旧大湊町で始まったため、旧田名部町に属する町内会は参加していません。

私はこの日の朝東京を発ち、新幹線開業を控えた新青森駅浅虫温泉駅などを訪問した後、野辺地発16:56の大湊線に乗り、17:58に大湊駅に着きました。駅を出るともうネブタは出始めていたので、急いで駅前の「フォルクローロ大湊」にチェックインを済ませ、商店街に繰り出しました。しかし午前中雨が降っていたため、せっかくのネブタがビニールシートに覆われていました。祭りの時は止んでいましたがシートは外されず、少しガッカリしました。

前置きが長くなりましたが、各町内会の力作をご覧下さい(全部ではありません)。各写真をクリックすると、大きな写真が見られます。


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大湊ネブタ2003・城ヶ沢
フォルクローロ大湊に荷物を置いて急いで出てくると、丁度最後尾の城ヶ沢倭武多実行委員会が出陣する所でした。
大湊ネブタ2003・「源頼光と蜘蛛」
駅前の狭い商店街を大きなネブタが練り歩きます。せっかくなので全部見たいと思い、急いで先頭を目指しました。これは桜木町の「源頼光と蜘蛛」です。【物産協会長賞】
大湊ネブタ2003・山田町
各町内会とも、最初に先導車的な役割の小さなネブタが登場します。先導車のネブタは、アニメのキャラクターが多いです。先導車→流し踊り(この4つ下の写真)→大きなネブタの順に登場します。(山田町)
大湊ネブタ2003・「暫」
これが先頭かどうかは分かりませんが、観客の列は大湊小学校付近で途切れていました。目の前が陸奥湾、真後ろが大湊小学校で、私はずっとここで見ていました。これは山田町の「暫」。
【分屯基地司令賞】
大湊ネブタ2003・「慈覚大師円仁」
文京町の「慈覚大師円仁」。
【観光協会賞】
大湊ネブタ2003・「歌舞伎十八番の内 押戻」
大平町の「歌舞伎十八番の内 押戻」。
【商工会議所会頭賞,特別制作奨励賞】
大湊ネブタ2003・「阿形 金剛力士」
大湊新町の「阿形 金剛力士」。
【原研むつ所長賞】
大湊ネブタ2003・大湊浜町
フイルムを入れ替えていたら、ドラえもんが行ってしまいました・・・(大湊浜町)。
大湊ネブタ2003・大湊上町盛年團
大湊上町盛年團の「小子部○○ 雷を捕らえる」。※○○は不明
【議長賞】
大湊ネブタ2003・「張順水門を破る」
練り歩いている途中で時々止まって、この大きなネブタをグルグル廻します(道が狭いのでとても危ない)。廻すと、観客から拍手と歓声が沸き起こります。川守町の「張順水門を破る」。
【東北電力むつ所長賞】
大湊ネブタ2003・流し踊り(宇田町)
先導車とネブタの間を、艶やかに着飾った女性が練り歩きます。これは「流し踊り」といい、町内会によって踊り方が違います(宇田町)。
大湊ネブタ2003・「決戦 巌流島」
宇田町の勇壮な「決戦 巌流島」。私はこれに一番迫力を感じました。
【市長賞】
大湊ネブタ2003・「武蔵」
海上自衛隊の「武蔵」。
大湊ネブタ2003・「魯智深」
最後尾の城ヶ沢倭武多実行委員会の「魯智深」。これでお開きです。【知事賞,総監賞】

大湊ネブタは毎年8月の第1金・土・日曜日に開催されます。場所は大湊駅前から西へ延びる商店街で、駅前から大湊小学校付近まで続きます。国道338号線沿いではありませんのでご注意下さい。
しかし、観光客が来ることを想定していないのか?ゆっくり見物する場所はないに等しく、地元の人は道路の脇で(歩道はない)立って見ている人が多いです。座って見るなら、大湊小学校前当たりまで行かなければなりません(大湊駅から徒歩20分くらい)。また、商店街から少し入った路地裏や国道338号線沿いには、焼き鳥などの屋台がたくさん出ています。

太鼓と掛け声の調子は、文字で表すのは難しいですが、大体こんな感じです。

「ドン、ドン、ドン」(太鼓)
「ア、ソレ」(掛け声)
「ド、ドン、ド、ドン」(太鼓)
「ア、ソレ」(掛け声)
「ドン、ドン、ドン、ドン、ド、ドン、ド、ドン」(太鼓)
「ア、ソレソレソレソレソレ」(掛け声)

青森市のねぶたや弘前市のねぷたに比べると知名度が低いためか、観光客らしき人は私以外にはほとんど見当たりませんでした。あのような豪快さ、盛大さはありませんが、老若男女、地元の人みんなで協力し合って作られたお祭りという感じで、とても温かい雰囲気でした。見ているうちに「一日むつ市民」になったような気持ちになり、今までにも増してむつが好きになりました。


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